砂の缶詰め

ジャリジャリジャリジャリおえっ

におい

自分はにおいを嗅ぐのが好きで、生活の中で様々においを嗅いで騒いでいる(萌えと似ている)

人が寝起きした布団は干したての布団とちがってあったかくてなまぐさいにおいがする

それが好きで、起きたあと余裕がある日は自分のタオルケットに顔を押し付けて深呼吸する

他人のベッドとかは自分からしないにおいがして、本当に素晴らしくて最高

できれば家に他人のベッドをストックしておいてつかれたとき嗅ぎたい

季節ごとに感じられる空気のにおいもよくて、冬の夜から明け方のにおいが一番好き

いいにおいの日は深呼吸しながらだらだらあるきたくなる

地元から出て他の場所にすんでから、土地ごとにもにおいが違うことがわかった

ここのにおいは地元に比べてかなり甘い

雨が降る町だから、常に苔か何かのような生臭くて湿ったにおいがする

実家はしょっぱくて冷たいにおいがする

冬、朝実家で犬の散歩をしながら空気を吸い込むと、寒くて麻痺した鼻でもわかるつよい冬のにおいを感じる

その時ものすごく呆然とした気分になって気持ちいい